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長坂篤建築研究所
記念日。
今日は大切な記念日です。


ぼくの誕生日でもなく、
妻の誕生日でもなく、
娘の誕生日でもありません。

結婚記念日でもありません。

事務所をはじめた日でもありません。


10年前の今日(2001年10月14日)、
一大決心をし、
世界一周の旅行に出発した記念すべき日です。
誰も知らない、ぼくだけの大切な記念日なんです。


慌しい毎日を送っているせいか、
30半ばという年齢のせいか、
普段、過去を振り返ることは、ほとんどありません。

しかし、あの旅行から10年。。。。。。
と、自然に意識してしまっています。


旅行期間 1年半(2001.10.14〜2003.3.29)
総予算 250万円(自費:勤めていたときに貯めたお金)
訪問国 60カ国
スタイル バックパックで一人旅


いかがですか?
みなさんは行きたいですか?行きたくないですか?


10年前、ぼくは行きたくて、行きたくてしょうがありませんでした。

なぜか。
22、23歳ぐらいのとき、
テレビで、『深夜特急』を見て、こんなことができるのかっ!!!と衝撃を受けたことと、
建築家・安藤忠雄さんの生き方や建築に憧れて、

のことです。


着々と計画を練り、
一級建築士の資格も取り(24歳)、
設計実務もそこそこ積み(4年半)、
家庭を持つ前に、と思っていた26歳の時、
意を決し、勤めていた会社を辞め、出発しました。


出発当日は、行くぜっっっ!!!という気持ちがピークに達するかと思いきや、
日本での生活を一旦停止することのさみしさ、
9.11直後で世界情勢が真っ暗な中、「生きて帰れるのか?」という不安など、
9.11直後の閑散とした空港で、
気分が悪くなるほど、ネガティブな気持ちで出発したことを覚えています。



最初に向かったのは、香港。
到着は夜。
活気ある人々、街、ネオン。

宿を探さねば!とネガティブな気分も吹っ飛び、
一転、来たぜっっっ!!!と。

宿はチョンキンマンションへ(バックパッカーでないと分かりませんね)。


なぜか、昨日のことのように思い出せる10年前の今日。
刺激的な出発日でした。
ぼくにとって、大切な記念日となっています。


当時、この世界一周という一大イベントは、
自分の中で、とても大切で、真剣なものであったため、
多くの人に知らせることなく、
家族と身近な友人にだけ伝え、出発したことを覚えています。

また、帰国後も、あまり自分からこの話をすることもありませんでした。

もう少し言ってしまいますと、
この旅行経験は、ぼくの人生の宝物のひとつになっています。

と、
こんなことは、10年前のぼくでは、絶対に公言しないことでしたが、
10年という年齢を重ねた結果か、
夜中の3時という夜更けに文章を書いているせいか、どちらかでしょう。
明日昼間、読み直してみて、恥ずかしかったら、消します。(^^)

ということで、日付けが変わってしまいましたが、
ぼくだけの特別な記念日のご紹介でした!


初公開!自分が写っている数少ない写真です。

2002.02.07 エジプト・カイロ
安宿で鏡に映る自分をパチリ。
バックパックを背負いまた次の街へ出発!
お腹部分は、街歩きようのリュックです。
次の街への移動は、いつもこんなスタイルでした。




2002.02.26 チュニジア
砂漠を背に。
ちょっとやばそうな面持ち。。。?
ジャスミン革命で話題となりましたが、当時は至って平和な国でした。




2002.07.05 イタリア・ローマ
どのアングルでも絵になりますねぇ、ヨーロッパの街並みは。




2002.11.02 ブラジル イグアスの滝
世界最大の滝と言われるだけあり、最高の迫力でした!
ナイアガラ(アメリカ・カナダ)も行きましたが、断然イグアスです。




現在のぼく。
ちょっと変わりましたかねぇ (*^-^*)



ぼくは登場しませんが、旅行中の写真はこちら


非常にわたくしネタで失礼しました。
10年に1度ということで、お許しください。(^_^)/



豊田市 岡崎市 安城市 刈谷市 みよし市 知立市 長久手町 設計事務所 建築家 住宅 設計 ナガサカアツシ
『自由に』  長坂篤建築研究所


posted by 長坂篤建築研究所です。 | 03:25 | ぼくだけの大切な記念日 | comments(3) | trackbacks(0) |